2つの顔を持つ久米島のクメジマボタル
今年は、久米島ホタル館で長い期間、
クメジマボタルが出現してくれているおかげで、多くの方に
ホタルの光を堪能していただく事が出来ます。
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久米島ホタル館の活動を知っていただく為にぜひ、クリックをお願いします。
昨年までは、『五枝のマツ園地』が、久米島で一番のホタル観賞地でしたが、
今年は、ずいぶん少なくなっているため、とても心配しています。
もし、久米島ホタル館で、クメジマボタルが再生していなければ、
年に一度のクメジマボタル観察会が、寂しいものになっていた事でしょう。
「せっかく久米島に来ても季節を外したら観れないホタル館なんて、
つまらないから、毎晩小さな電飾をホタル館の川辺で灯して、
”クメジマボタルは、こんなイメージで光ってますよ!”
みたいな事すれば、観光客が喜ぶんじゃないですか。」と、調査で毎年、
久米島に来られる方から、意外な?アドバイスを頂き、
正直、とてもがっかりしました。
たとえ、その誤魔化しの方を喜ぶ人が多いとしても
私たち久米島ホタルの会は、クメジマボタルが再生するプロセスと、
ホタルとつながる久米島の様々な生きものたちを紹介しながら、
一年に一度しか観る事の出来ない貴重なホタルの存在を、
喜んでくださる観光客の方を、心から大切にしたいと考えています。
久米島のクメジマボタルは、もちろん、この島の貴重な観光資源ですが、
それは、この島で、どれだけ大切にされているかという”お約束”が、あってこそ、
多くの人を引き付ける、本物の価値を持つことができるのです。
それに、安っぽい電飾の造り物で、クメジマボタルの光を表現する事は、
久米島の自然と、この島に暮らす人々の原風景に対しても、
とても失礼なことだと、私達は、考えています。
残念なことに、確かに、久米島では、そのクメジマボタルが、
毎年、減り続けています。
でも、久米島ホタル館では、上流から流れてくる赤土の流出量を、
減らすことができただけで、クメジマボタルの再生が可能になりました。
その評判もあり、今年のホタル観察会には、久米島観光協会の皆さんや
旅行関係者の皆さん、アイランドホテルの送迎バスの協力など、
久米島に暮らしている誰もが、クメジマボタルの再生を喜んでくれています。
希望は常にあります!
久米島の環境指標を表す生きものであり、貴重な観光資源でもある
この2つの顔を持つクメジマボタルの再生は、
この島の未来をきっと明るく照らしてくれるはずです。
ぜひ、多くの方のご協力を、よろしくお願いします。
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今年は、ずいぶん少なくなっているため、とても心配しています。
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年に一度のクメジマボタル観察会が、寂しいものになっていた事でしょう。
「せっかく久米島に来ても季節を外したら観れないホタル館なんて、
つまらないから、毎晩小さな電飾をホタル館の川辺で灯して、
”クメジマボタルは、こんなイメージで光ってますよ!”
みたいな事すれば、観光客が喜ぶんじゃないですか。」と、調査で毎年、
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正直、とてもがっかりしました。
たとえ、その誤魔化しの方を喜ぶ人が多いとしても
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久米島のクメジマボタルは、もちろん、この島の貴重な観光資源ですが、
それは、この島で、どれだけ大切にされているかという”お約束”が、あってこそ、
多くの人を引き付ける、本物の価値を持つことができるのです。
それに、安っぽい電飾の造り物で、クメジマボタルの光を表現する事は、
久米島の自然と、この島に暮らす人々の原風景に対しても、
とても失礼なことだと、私達は、考えています。
残念なことに、確かに、久米島では、そのクメジマボタルが、
毎年、減り続けています。
でも、久米島ホタル館では、上流から流れてくる赤土の流出量を、
減らすことができただけで、クメジマボタルの再生が可能になりました。
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2011年05月04日 19:08