モニタリング1000のメールで、
農水省のため池百選の認定情報が届きました。
沖縄県からは、北大東村のため池群と、
なんと、久米島町のカンジンダムのため池が、選ばれました。
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久米島ホタルの会が、島内の6つの小学校の5,6年生と先生方、
沖縄県南部農林土木事務所と、沖縄県文化環境部自然保護課、
久米島町教育委員会、久米島町環境保全課・建設課、
土地改良区などとの協力で毎年行なっている、
カンジンダムのリバーウォッチングの活動が、
このため池100選の認定につながりました。
久米島ホタルの会では、このカンジンダムの水の浄化を、
自然の生きもの達の食物連鎖の循環によって行い、
それが、天然の浄化装置としての役割になる事を、
久米島町の小学生にリバーウォッチングの体験学習として理解してもらいながら、
安心安全な農場用水を確保するために、地域の方々に、
肥料が大量に含まれる赤土(畑の土壌)を極力川に流さないこと、
生活雑排水を下水道につなげること、在来の動植物や微生物、菌類などが
つながりあい、広い意味での共生関係を育てることで強力な浄化能力を発揮することを
広報やHP,様々な活動の場で働きかけてきました。
久米島ホタルの会会長宇江原総清さんがサガリバナを、ホタルの会会員でマルタニシやフナ、水草を準備しました。
このことは、OTVやRBC,NHKなど
琉球新報や沖縄タイムスなどの報道でも伝えていただいています。
昨年は、TBSのワンステップという番組でも取り上げていただきました。
これらの活動も含め、今回の百選の認定への貢献に対し、
多くの方々の協力があったことを大変感謝しています。
沖縄県は、当初から、ホタルの会に期待してきました。計画段階から関ることができ、
日本で唯一のダム湖内に浄化施設としての棚田とホタル水路を造ることができました。
現在も、棚田やホタル水路の維持のために多くの方々や協力していただいています。
今後も、久米島ホタルの会は、カンジンダムでのリバーウォッチングや、
これから始める棚田での田植え体験活動、
ホタル水路のボランティア保全活動、そして、森づくり活動などを通して
カンジンダムが、久米島町のより良い農業用水として活用していただけるよう、
多くの方のご支援、ご協力を糧にしながら、がんばりたいと想います。
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