久米島ホタルの会だより

ホタル館の休館日に、今年最後になるグローバルスポーツ医学研究所との

ボランティア活動を、カンジンダム湖で行なっている時に、

「ヤマシギか、タシギか、ちょっとわからないけど、仕事場に行く途中で、

道路にうずくまっていたから保護したんだけど。」と、知人のＫさんから連絡があり、

作業を抜けて、ホタル館に向かいました。



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「もう、だめかと思って袋に入れといたんだけど、結構元気になってるみたい。」と

生きものに詳しいＫさんの云われたとおり、

鳥の入っている袋を開けようとすると、直ぐに飛び出しそうな勢いです。



それでも、念のため、県の自然保護課に連絡を取り、

午後の便で、動物病院への搬送をお願いしました。

県からの連絡を待ちながら、ちょうど昼食の休憩に入った

グローバルスポーツの皆さんのいるカンジンダムに戻り、

館長と一緒にヤマシギの様子を確認しました。





すると、羽も足も骨折は無く、外傷もありません。

「軽い脳しんとうだったかもしれない。」とも考えられたので、

もう一度、自然保護課の担当に連絡すると、

「この場合は、保護して搬送するよりも、比較的安全な場所で、

様子を見ても良いかもしれません。」という事だったので、

通常、人の出入りの無いカンジンダム湖内のホタルの森の中に放鳥しました。



大好物のミミズがたくさん増えているので、

沢山食べて、きっと元気を取り戻してくれると想います。



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